春にご用心
5月になり昼間は暑いくらいになってきました。
身体にとって冷えは大敵ですから、暖かい陽気が増すこの時期は状態が良くなっていくと考えられますが、
お話を伺っていると調子がすぐれない方も多いようです。
春という季節の特徴は不安定性にあります。
東洋医学では「遊走性」といい、動きやすく変化しやすいということです。
寒暖差や強風などの気候だけではなく、日本では新入学、新社会人など生活が変化するのもこの時期です。
季節や気候の変化は、人体に対して最も直接的に大きな影響をあたえますから、適応力や抵抗力が衰えていると、身体に悪影響を及ぼすことがあるわけです。
春は身体にとって、あまり良い季節とは言えませんが、暖かくなれば自然と活動量は増えていきます。
たくさん動いた日はいつも以上にしっかりとケアをして筋肉を労わってあげましょう。