歩く時の問題は後半にある!
股関節に痛みを抱えていると、どうしても歩き方にも問題が出てきます。
痛みから避けるために体が無意識に逃げるからです。
なるべく良い歩き方にしたいですから、皆さん歩き方には気を付けていると思います。
しかし、気を付けているポイントが間違っている方も少なくありません。
歩き方を考える時に、歩行を大きく2つにわけることが出来ます。
それは身体を真横から見たときに自分の身体から前と、後ろに分けられます。
もう少し細かく説明します。
右足が痛いと仮定して、右足の動きに注目します。
①まず右足の踵が身体の前の方で地面に着地します。
②そこから上半身が前に進んでいき、右足が自分の身体の真下に来ます。
③次に足が身体よりも後ろに行き、つま先で地面を蹴ります。
④足が宙に浮き身体の真下を通過します。
⑤身体の前に脚が振り出されます。
このような流れです。
横から見たときに自分の身体より前に脚があるのは、①~②と⑤です。
身体より後ろにあるのは③と④です。
では皆さんは、身体より前と、後ろのどちらに注意を向けて歩いているでしょうか?
ほとんどの方が自分の目で確認できる前側を気にして歩いています。
どうしても目で確認できない後ろ側は、おざなりになってしまう傾向にあります。
気にしていただきたいのは、身体より後側です。
ここがしっかりと動いているのか。
足がしっかりと後ろに伸びているのか。
実際は、ここに歩き方の問題点が隠れている方が、ほとんどです。
この点に注意して、歩き方を気にしてみて下さい。
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股関節の不安を一緒に取り除きましょう。