変形を、どう捉えるか?
2018年、最後のブログ投稿になりました。
今年1年間、このページを訪れて頂き、有り難うございました。
今年も何とか、継続してブログを書いてこれたことに、ほっとしているところです。
年末になり年賀状を書く季節になりました。
先日、当院に喪中のハガキが来ました。
それは、私が松本深圧院で働き始めたころから今年まで、
ずっと通って頂いていた方が9月に亡くなったと言う、お知らせでした。
大変、悲しい知らせです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
旦那様、知らせて頂き、ありがとうございました。
診察室にて
「股関節の骨が変形してしまっていますね~。
これじゃあ痛いでしょう。
治療方法は手術しかありません。」
と整形外科の先生に言われたことがある方は、
このブログを読んでいただいている方の中には多いと思います。
骨の変形を悪役に仕立てた言い方をする先生が非常に多い気がします(全ての先生ではありません)。
股関節の変形は短時間で出来上がるものではありません。
診察室で見たレントゲン写真の股関節は、
長い年月をかけて作られたものです。
何年も、何十年も、痛みを発する前からです。
この骨の変形は、あくまで身体の防御反応です。
なので、変形は決して「悪」ではありません。
自分の身体が元々もっていた骨の形や、身体の痛みに対して頑張った反応です。
なんとか痛みが出ない体にしようと体が無意識におこなっできた努力の結晶です。
決して悪い事ではありません。
むしろ「頑張ってくれていたんだね!」
と自分の股関節を褒めてあげて下さい。
変形性股関節症で病院で末期と言われ、
レントゲン上、骨と骨がくっついてしまって見えるような方でも
痛みがない方が大勢いらっしゃることを知ってほしいと思います。
当院に通って頂いている、その方々の中には、杖を使わずに一人で海外旅行に行かれている方もいます。
変形があっても当院の施術で痛みから解放される方もいます。
でも!!
人工関節にすることが駄目とか、よくない、と言うわけでもありません。
手術の技術も、人工関節の金属の質も格段に良くなっているからです。
長持ちするようになっています。
この判断に正解も不正解もありません。
その時、その時に自分が選択した道が正解となります。
まずは、自分の股関節を褒めることから意識改革をしてみては、どうでしょうか?
何かが変わるかもしれませんよ。
皆様、良い年をお迎えください。
次回は1月7日にブログを更新する予定です。
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股関節の不安を一緒に取り除きましょう。