歩く時に肩が揺れてしまう原因は!?
当院へお越しの方の多くが悩んでいるのが歩き方です。
中でも上半身が左右に揺れながら歩いてしまう事を気にしている方が大半です。
この歩き方の原因は、色々とあるのですが、その中の1つについて書きます。
それは股関節の可動域(動く範囲)に問題がある場合です。
股関節は色々な方向に動く関節ですが、そのうち「内転」と言う動きが制限されると、歩き方に大きく影響してきます。
「内転」とは、足を内側に閉じる動きです。
例えば両脚で真っすぐ立っている姿勢から、片足立ちになってみましょう。
そうすると、足が上半身に対して、内側に入ることが分かると思います。
これが「内転」の動きです。
この「内転」の角度が減ってしまうと、片足立ちが出来ません。
いやいや、出来なくなるわけではなく股関節が動かない代わりに、上半身を横に倒して片足立ちをすることが出来ます。
この方法を取り入れた歩き方をすると、上半身が揺れてしまうわけです。
股関節「内転」の動きは、歩く際にとても大切だと言う事ですね。
では、既に「内転」が固くなっている人は、どうした良いのか?
股関節を「内転」した時に痛むところや、突っ張るところをテニスボールや野球ボール、
あるいは当院で販売中の、らっこちゃんシリーズを使ってほぐして下さい、
邪魔している筋肉が柔らかくなれば、関節は動いてくれるはずです。
一番多いのは股関節の外側にある筋肉、
大腿筋膜張筋
中殿筋(下の写真の赤い筋肉)
小殿筋(下の写真のピンクの筋肉)
が邪魔している事が多いです。
歩き方が気になっている方は、是非、試してみて下さい。
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股関節の不安を一緒に取り除きましょう。