軟骨が減ると痛い!?
整形外科では股関節のレントゲンを見ながら説明を受けるのが一般的です。
レントゲンには骨が映ります。
そして、骨と骨の隙間の広さから軟骨の状態を把握することが出来ます。
レントゲン写真から
「骨が変形していて、だから痛いんです」
とか、
「軟骨がすり減ってしまっていて痛いんです」
「ですから今すぐ手術が必要です」
と言う流れに持っていくのが整形外科の診察の一番多いパターンの流れです。
では、本当に軟骨が減ることが痛みの原因になっているのでしょうか?
答えは「NO」です。
一番の理由は軟骨に神経がないからです。
神経がないと言う事は、軟骨と脳は繋がっていないので、脳は軟骨が痛いと感じることはあり得ません。
実際にレントゲン上で軟骨が全くなくて、
上の骨と、下の骨が完全にくっついてしまっている方でも痛みなく日常生活を送っている方も多くいらっしゃいます。
以上の点から、レントゲン写真やお医者様の話を聞いて、あまり怖がり過ぎないで下さい。
しかし、重要なのはレントゲン写真の経過を追う事です。
半年後、あるいは1年後に再度、同じ病院でレントゲンを撮り、前回撮ったレントゲンと変化を比べてみて下さい。
変化がなければ、今の痛みの原因は100%筋肉です。
変化がある場合は、関節の中で炎症が起きているのが痛みの原因になります。
変化があっても、なくても、手術を希望されない場合、皆様にやってもらいたいことは同じです。
それは筋肉をボールや棒を使って、ほぐす事です。
それが痛みを早く改善するための最善の方法となります。
やり方が分からない方は、是非、松本深圧院のyoutube動画で紹介していますので、そちらをご覧ください。
お医者様は、手術専門医の外科医ですからレントゲン写真が変化していると目で想いで、レントゲンを見ます。
すると人間は不思議な事に、変化しているように見えてくるものです。
でも、皆様は、それを疑って、自分の目で本当に骨の形が変わっているのか、隙間の距離が変わっているのかを確認してください。
その時「私の股関節は大丈夫!変わっていない!!」という思いで見て下さい!
そうするとお医者様が変わっていると言っても「いいえ、私には変わっているようには見えませんけど」
と言う事が多々ありますから。
是非、自分の目で確認してくださいね。
難しい事はありません。
並んだ2枚の写真で間違い探しをすればよいだけですから。
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股関節の不安を一緒に取り除きましょう。