侵害刺激とは

 

侵害刺激とは、組織を傷つける、あるいは傷つける可能性のある刺激のことです。

 

機械刺激・熱刺激・冷刺激・化学刺激があります。

 

機械刺激とは、物理的な力によるもので、引っ張る・圧迫する・刺す・切る・叩く・つねる等があります。

 

熱刺激は火や熱湯に触れたとき、冷刺激は氷水に手を入れ続けたときやドライアイスに触れたときに感じます。

 

化学刺激とは、塩酸などの化学物質によるものです。

発痛物質であるブラジキニン、セロトニン、ヒスタミン、プロスタグランジン等も化学物質です。

 

これらの刺激は、神経繊維の末端にある受容器により感知されます。

 

感知された刺激は電気信号に変換されて、最終的に大脳へ伝えられ、『痛み』と感じます。

 

 

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