炎症反応
侵害刺激とは組織を損傷する危険性のある刺激のことです。
熱湯に触れたときに、すぐに手を引いて回避できれば、痛みはその時だけで消えていきます。
しかし、回避ができず組織を損傷してしまうと、痛みは持続します。
そして、傷ついた組織では炎症が起こっています。
炎症が起こると、発痛物質が産生されるため痛みが持続します。
発痛物質には、ブラジキニン、セロトニン、ヒスタミン、アセチルコリン、プロスタグランジン、
カリウムイオンなど、様々な物質が存在します。
組織が損傷すると、炎症の痛みの主要物質であるブラジキニンがつくられます。
さらに、血小板からセロトニンが、傷ついた細胞からカリウムイオンが、肥満細胞からはヒスタミンが出て、炎症による痛みが増幅します。
ブラジキニンは、血管を拡張させたり、血管透過性を高める作用があるので、炎症が起きると痛みだけでなく、発赤、発熱、腫脹が発生します。
例えば、足首を捻挫した場合、腫れて熱を持って、痛みのために足首を動かすことが辛くなります。
股関節に炎症があるときは、これと同様のことが股関節の関節包内で起こっています。
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