痛みの悪循環
痛みが生じると、交感神経が優位になって、筋肉が緊張します。
すると、血液の流れが悪くなり、血液を通して送られる酸素や栄養が不足し、組織が酸欠状態になります。
その結果、発痛物質が生じて、さらなる痛みを引き起こします。
その痛みによって、再び交感神経の興奮が起こり、同じ現象を繰り返すことになります。
この負のスパイラルは、痛みの悪循環と呼ばれています。
例えば、歩行時に踏み出した脚に体重をかけると、ソケイ部に痛みが走る場合、
痛みを感じるたびにソケイ部周囲の筋肉群は緊張しています。
緊張している筋肉内の血流は低下し、筋肉は酸欠・栄養不足の状態です。
その状態を改善するため、発痛物質という痛みのサインを出します。
その痛みで、また交感神経が活発になり筋肉の緊張状態が続いていくという連鎖が起こります。
この連鎖を断ち切るには、筋肉の緊張をとらないといけません。
緊張とは筋肉が縮んで固まった状態です。
硬い筋肉の繊維に血管が圧迫されて血流が悪くなり、酸欠・栄養不足で筋肉はさらに硬まります。
筋肉を柔らかい状態にするには、「ほぐす」・「伸ばす」・「温める」の3つが効果的です。
どれも血流循環を良くするので、硬く縮んだ筋肉を緩めてくれます。
筋肉が緩んでくると痛みも和らいできます。
3つ全てをやらなくてもいいですよ、できそうなものから始めてみましょう。
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