股関節を守るのは
歩行時に、重心は上下動を繰り返しています。
重心が高い位置から降っていく時に、位置エネルギーが運動エネルギーに変換されて
身体を前方に進めます。
重心の移動がなければ、筋肉に頼った歩行となり、すぐに疲れて長い距離は歩けません。
効率的な省エネ歩行をするために、重心の上下動は必要不可欠です。
一般的に歩行時の重心の上下動は、約2㎝の間で行っているといわれていて、重心の最も高い位置は
片足立ちになっている時で、最も低い位置にあるのが踵が地面に着く時です。
踵接地時には、重心が最高点から一気に最下点まで落下します。
2㎝程度の重心落下であっても身体(骨・関節・内臓・脳)には大きな衝撃がかかります。
このとき股関節周りだけでなく、すね・太もも・背中など多くの筋肉が働いて衝撃を和らげてくれます。
ですが筋肉が凝り固まっていると、その衝撃吸収力は著しく低下してしまい、クッションの役割を果たすことができません。
できるだけ衝撃を受けない方が股関節への負担は少なくなります。
深圧で筋肉を正常な状態に戻し、元から備わっている衝撃吸収力を復活させましょう!