筋トレの前に
「股関節が痛むのは、筋肉が落ちてしまったからだ。
だから筋トレをしています。」
施術中にとてもよく聞くことなんですが、もしかしたらこのブログを読んでいる方の中にもこのように考える方は多いのかもしれません。
たしかに以前に比べて脚が細くなり歩ける距離も短くなると、股関節痛の原因は筋力が低下したからと考え、「筋肉をつけなきゃ」と筋トレするのは自然のことのように思います。
ですが、このときの筋肉は病気の状態なので筋トレは危険を伴います。
疲れていたり、弱っているときに負荷をかけることで、筋肉の状態が悪化した結果、股関節の痛みがさらに強くなってしまうからです。
この時期に必要なのは筋トレではありません。
筋トレは痛みがなくなったら行うべきで、まずは股関節痛を取り去ることが先決です。
痛みの原因は、股関節内の炎症と筋肉の病気です。
徹底的に筋肉をほぐして、炎症を和らげ、筋肉の病気を治していきます。