炎症の後遺症による痛み
新年最初のブログです。
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
2019年は様々な経験をさせていただき、沢山の方にお世話になりました。
2020年も何卒よろしくお願い申し上げます。
今年は2月から大阪店での出張施術に伺わせていただきます。
関西の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
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股関節痛の原因は、股関節関節包内の炎症と、炎症の影響による筋肉の病気です。
つまり股関節痛には、【炎症由来の痛み】と【筋肉の病気による痛み】の2つが存在していることです。
炎症は組織を修復するために起こりますから、股関節内の炎症もずっと続いていくということはなく、
必ず改善します。
炎症は下の図のような放物線状の経過をたどります。
痛みが起こり始める炎症前期は、炎症が徐々に強くなり、骨や軟骨の変形が起こり修復が行われます。
炎症のピークを越えて炎症後期に入ると、股関節は安定し、症状は改善して痛みも減少していきます。
筋肉の痛みは基本的に炎症と連動していますが、炎症後期に筋肉の痛みが炎症と連動して改善していくのは、炎症前期から筋肉をほぐしていた場合です。
炎症が徐々に強くなっていく炎症前期は、炎症性+筋肉性の2つの痛みが混在しています。
この時期に、筋肉をほぐし筋肉の痛みだけでも取り除いて、股関節の柔軟性を維持しておくが重要です。
筋肉をほぐしていない場合、炎症前期から痛みは暴走を始めます。
やがて炎症後期に入って炎症は軽減していくにもかかわらず、筋肉の痛みは強いまま続いていてしまうことが多くあるのです。