変形の経過
変形性股関節症は、「前期→初期→進行期→末期」へと進行していくと言われています。
変形が始まれば、進行していき、やがては末期の状態に至り手術と説明されますが、
実際には初期で止まったり、進行期の途中で止まったり、末期で止まったりして落ち着き、安定します。
末期に向かってどんどん変形が進んでいくわけではありません。
これは変形性股関節症が、炎症を主体とした股関節炎だからです。
炎症は徐々に悪化していきピークを迎えた後は改善していくという放物線状の経過をたどります。
変形も痛みも炎症と連動した山のような形の放物線を示します。
けっして右肩上がりの直線的な悪化を示すわけでありません。
股関節内の炎症さえ無くなれば、骨や軟骨に変形はあっても炎症の終わりに伴い股関節の痛みは落ち着き、骨や軟骨の変形も落ち着きます。
変形も痛みもいつまでも続いていくものではないので安心してください。
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