股関節痛と筋トレ①
股関節痛がある時期は筋トレをしてはいけません。
筋トレは痛みがない状態で行うのが原則だからです。
筋トレを行うために準備しなければならないことは、股関節痛を取り去ることですが、
一般的には、変形性股関節症の病期に関係なく、全ての人に筋トレをすすめることが多いようです。
しかし、痛みや変形の程度は一人ひとり異なります。
炎症が強い時期に筋トレを行うと、炎症も筋肉の病気もますます悪化して痛みが増大し、
その結果が、「進行している」「悪くなっている」ように見えるのです。
皆さんの筋力低下は、股関節炎という病気自体によって起きているのではありません。
股関節痛があって足に体重がかけられないから、もしくは、病院で足をかばうように言われるから
足がやせ細って筋力低下が起こっているだけです。
「(痛くて)使えない」、「(医師の指導により)使わない」ことにより筋力が低下しているのであれば、
筋力を回復させるには、足に体重をかけられればいいということになります。
そのためには、まず痛みを取り去る治療を行うことが何より優先されるべきです。
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