身体は季節で変化する
3月になり暖かな日が出てきました。
先月と同じ服装だと日差しの良い所では汗ばむこともあり、日が暮れると一気に寒くなることもあり、
この時期は本当に身体に負担がかかります。
3月から4月にかけて不調を訴える方は非常に多いです。
主な原因は、気候の変化の激しさに対応できず、自律神経やホルモンバランスが乱れ、
抵抗力や免疫力が低下することではないかと考えられています。
また日本では、新入学・新社会人・卒業式・新学期などがこの時期に行われるため、
環境の変化によるストレスも影響しているのでしょう。
東洋医学の先生がよく仰っていたのですが、季節が変わり衣替えをするように、
私たちの身体も変わっていきます。
冬服から春用の服を着るように、身体も冬仕様から春仕様へと変化していくのです。
自然界では草木が芽吹き、動物は冬眠から目覚めたり、毛が抜け変わったり、様々な変化をみせますが、
これは我々にも起こっています。
現代社会では難しいかもしれませんが、季節に順応するように衣服、室温に注意して生活することを
少しでも心掛けていきたいですね。