筋肉を使い過ぎ
先週、東京は想定外の大雪に見舞われました。
うっすら積もる程度という予想を超えて雪が降り続き、東京23区にも大雪警報が出されました。
都心では4年ぶりとなる10cmの積雪を観測したそうです。
この日は予想外の大雪にもかかわらず、ご予約のキャンセルなく、皆さんお越しいただきました。
お足元の悪い中、深圧を受けに来てくださりありがとうございました。
冷えると筋肉は硬くなるので、ご注意ください。
雪の中を歩くのも大変ですが、もっと気を付けなければならないのは積雪の翌日です。
凍結で滑りやすい道を転ばないように、注意しながら歩きます。
横断歩道やマンホールも滑るので要注意です。
坂道も、一歩一歩確認しながら歩きました。
ようやく目的地に到着して、まず思ったのは「あ~、疲れた」でした。
いつもの道・いつもの距離にもかかわらず足元が悪く不安定な状態だと、こんなにも疲労するんだということを改めて体感しました。
疲労の原因は普段とは違う歩き方をしたからですが、その歩き方というのが筋肉を目一杯使う歩き方です。
普段の歩行でも筋肉は使っているのですが、ポイントは【目一杯使う】というところです、
【酷使する】と言い換えても良いと思います。
歩行は、地面を蹴り出し生まれたエネルギーを変換することで、効率的に行われています。
簡単に言えば、地面を蹴った勢いを上手に利用して身体を前に運ぶわけです。
蹴り出した勢いでスピードに乗ってテンポよく歩くのが省エネで疲れない歩行です。
今回のような雪の後では、滑りやすいので地面を蹴ることができず、身体を前に進めるエネルギーが作れません。
そんなとき、何を使って前に進める力を得るのでしょうか?
それは筋肉です。
筋肉を使って一歩一歩、身体を前に進めていきます。
ただし筋肉だけで推進力を生み出すことは、非常に負担がかかります。
すぐに疲労が溜まり、長い距離を歩くことが難しくなります。
歩くとすぐに疲れてしまう方は筋肉を使い過ぎているのかもしれません。
使い過ぎて疲労した筋肉は硬くなり、本来持っている力を十分に発揮できません。
まずは筋肉の状態を改善するため、テニスボールでほぐしてみて下さい。