力が抜けない
立っている時や歩いている時だけでなく、横になっている時でも、つねに脚に力が入っていると感じることはありませんか?
股関節の痛みのために「力を抜くことができない」と訴える方は多いです。
痛みを抱えている方は、痛みがでるという『怖さ』から身を守るために、身体をギュッと固めます。
これは痛みから身を守るための防御反応で、誰でも持っているものです。
身体を固めるとは、筋肉が収縮している状態です。
本来、筋肉は伸び縮みすることで血流循環が盛んになって、十分に能力を発揮しますが、
常に筋肉が収縮している状態では血流が悪くなり、力を出せないばかりか、痛みが増してしまいます。
痛みの怖さのために身体を固めることで、筋肉の状態は悪くなり、痛みが出てきます。
その痛みから身を守るために、身体を固めた結果、さらに痛みが強くなります。
その防御反応で、もっと身体を固めて…………と悪循環に陥ります。
このような悪循環はどこかで断ち切らないと、さらに悪い方向へ進む可能性があります。
深圧とボールほぐしで、柔らかい筋肉にしていきましょう。