筋力を発揮するには
股関節の痛みのために脚が動かしにくくなったり、脚に体重をかけられなくなったりします。
歩いているとすぐに筋肉が疲れてしまい、長い距離を歩けないなど以前は当たり前にできていたことが困難になってきます。
このような場合、「原因は筋肉が足りないからだ」と考えるでしょう。
実際、脚をかばうことで脚は細くなっている訳ですから。
筋肉が『無いから』または『弱いから』動けないという事を、施術中によく聞きます。
しかし本当の原因は筋肉が不足しているからでも、筋力が弱いからでもありません。
一般的には、立つ・歩くという動きであれば、それほど多くの筋肉はいりません。
現時点でついている筋肉量で十分に事足りますから、筋トレをする必要はないんです。
それよりも大事なのは、筋肉が持っている能力を100%発揮できる状態にすることです。
そのためには硬くなった筋肉をほぐして、柔らかい筋肉にしなければなりません。
100%の力を発揮できるように、十分に伸び縮みする弾力性のある筋肉にするため、
深圧でしっかりとほぐしていきましょう。