意識を変える。
皆さんは『治る』と言うとどんなイメージを持っているでしょうか?
壊れた組織が修復されて元通りに戻る。
そんなイメージをお持ちの方が多いのでは無いでしょうか。
実際はちょっと違います。
人間には自然治癒力が備わっていますので、必ず修復作業が行われます。
そこは間違いありません。
ですが、完全に元通りに戻す程の治癒能力は残念ながら持っていません。
傷は修復されますが必ず痕は残ります。
傷が微細であれば気にならない程度ですが、傷が大きくなればなる程はっきり痕は残ります。
道路の修復作業と同じです。
継ぎ接ぎだらけになると言う事です。
ただし、痕は残ってもきちんと周辺の組織と順応出来れば気にならずに動ける様になります。
これが『治った』と言う状態です。
『治る』と言う事は『元通りに戻る』と言う事ではなく『新しく生まれ変わる』と言う事です。
傷ついた組織の修復と並行して、その周辺の組織がしっかり順応できるような状態を作る事が重要なのです。
現在の一般整形では組織の修復に重きを置き、その周辺の組織の順応には意識がありません。
だから後遺症的に後々痛みが出てくるのです。組織の修復には血流は欠かせません。
安静にする事よりもいかに早い段階で血流を良くしてあげられるかでその後の経過が大きく変わります。
『前みたいに動ける様に・・・』
一見前向きな言葉に聞こえますが、実は後向きな言葉です。
過去の自分と比較しているだけです。
どんなに頑張っても過去は過去です。
前を向くと言う事は新しい1歩を踏み出すと言う事です。
現実を受け入れると言う事は言葉で言う程簡単ではありません。
『これからどんな事が出来るようになるか・・・』
そんなことを考えていた方が前向きな気持ちになれます。
今まで出来ていた事よりも、これから出来る様になる事に意識を置いて見ましょう。
変形性股関節症はどんどん悪くなっていくイメージをお持ちの方も多いと思います。
今までできていた事が出来なくなる・・・とても受け入れがたい現実です。
このままどんどん悪くなっていく・・・考えの方も多いでしょう。
ですが、そんなことはありません!あり得ません!!
変形は修復作業です。
修復作業が終われば必ず落ち着きます!
骨の変形と痛みは別問題です。
骨は大丈夫です!!!
問題なのは凝り固まって血流が悪くなり、順応性がなくなっている筋肉達です。
筋肉が元気になり順応できるようになってくると出来るようになる事がどんどん増えて行きます!
医者が言う程未来は暗くありません!!!
☆2月14日(木)~16日(土)と3月14日(木)~16日(土)の大阪出張施術の予約を受付中です!
ご予約希望の方はホームページをご覧ください→こちら
どうぞよろしくお願いいたします。