自律神経
6月に入っても毎日暑い日が続いてます。
このまま行くと真夏はどこまで暑くなるのか…今から不安です。。。
気候の変化に身体がついて行けず、体調を崩されている方もいるかと思います。
今回は自律神経系のお話です。
皆さんも『自律神経系』は耳にした事があると思います。
実は『自律神経系』と『痛み』って意外な関係があるのです。
自律神経は一言でいうと、内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経です。
自律神経は、すべての内臓、全身の血管や分泌腺を支配しています。
知覚・運動神経と違って、私たちの意思とは関係なく独立して働いているので、内臓や血管を私たちの意思で自由に動かす事は出来ません。
反対に、意識しなくても呼吸をしたり、食べたものを消化するため胃を動かしたり、体温を維持するため汗をかいたりするのは、自律神経があるからです。
自律神経には、交感神経(起きている時の神経・緊張している時の神経)と副交感神経(寝ている時の神経・リラックスしている時の神経)があります。
この二つは、一つの器官に対して互いに相反する働きをしています。
過度なストレスが加わると、自律神経は乱れ交感神経が優位に働き、痛み等を感じ易くなります。
逆にリラックスした状態で、副交感神経が優位に働くと痛みは緩和し易くなります。
普段は気になる事も無いのですが、痛みや不安を抱えているとより影響を受けやすいです。
現代はストレス社会と言われています。
日常の生活の中でのストレス、転勤や異動、介護や離別、離婚やお子さんの進学等々…日々のちょっとしたストレスが痛みを感じ易い状態を作ります。
外傷性の痛みはその場所に起こっている現象が痛みの原因です。
とっても分かりやすいです。
しかし、慢性化された痛みは現場に原因が無い事の方が多いのです。
長い事痛みを抱え、緊張状態で病院を受診し、さらに悪い話ばかりされたらどうでしょう?
少なくともリラックス状態にはなりませんよね?
安心感を求めて受診しているのに、より一層交感神経が優位になり、ますます痛みに過敏になってしまいます。
本末転倒です。
最近では、症状は診てくれても、その人を見ていないお医者さんが多い気がします。
整形は忙し過ぎます。
日常生活の中に潜むストレスを少し取り除いてあげる事も治療の一つになるのではないかと思います。
当然、周りの人達の協力も必要です。
一般的にももっと『痛み』に対しての認識がされて行く事も必要だと思います。
普段気付くことは無いですが、周囲の変化に対して常に身体は対応してくれています。
まだまだ科学、医学でも解明しきれない、人間の身体ってすごいですね。
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