痛みの伝わる仕組み
もし痛みを感じなかったら、骨折や火傷をしても、何とも思わないといった現象が起こります。
痛みを感じなければ、身体が傷ついても無理をして余計に悪化させてしまうことも起こり得ます。
痛みは嫌なものですが、からだの不調や危険を知らせる警報としての重要な役割があります。
では、痛みはどのようにして伝わるのでしょうか。
①刺激を受ける
組織を損傷する危険性のある刺激のことを侵害刺激といいます。
指を机にぶつけたり、熱湯に触れたときに感じる刺激のことです。
これらの刺激は、神経の末端にある受容体によって感知されます。
②受容器で感知する
私たちの身体には、感覚を感知するセンサーである「受容器(レセプター)」が数多く存在します。
そのなかで、痛みを受け取るのは、自由神経終末と呼ばれる神経繊維の末端です。
体内や体外からの痛みの刺激を受け取り、電気信号に変換します。
③神経を通り脊髄から脳へ
電気信号は、神経線維を通り脊髄へ伝わります。
脊髄で電気信号は化学物質に変換され、脳へと送られます。
④脳に伝わり、『痛み』を認知
脊髄に伝えられた信号が大脳へ伝えられ、『痛み』を認知します。
痛みはこのような形で脳まで伝わります。
侵害刺激を受け、脳がその情報を認識して初めて、『痛い』と感じるのです。
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