股関節痛と筋トレ②
初めて股関節痛を感じた頃から始まることの多い炎症前期は、炎症のピークに向かい徐々に炎症が強くなる時期です。
このときの痛みは、炎症性の股関節痛と筋肉性の股関節痛が混在しています。
炎症が強いときは効果を感じにくいと思いますが、この時期は股関節痛を和らげるために徹底的に筋肉をほぐすことが必要です。
筋肉をほぐして痛みを軽減させてから、少しづつでも足に体重をかけてみて、痛みを感じることなく体重がかけられれば、結果的には股関節をほとんど動かさずに安全な筋トレとなるのです。
この時期に筋トレに励んでしまうと、より一層筋肉の緊張を高めてしまいます。
その結果、異常な関節圧迫と衝撃吸収力の低下を招いて股関節痛が増悪するだけでなく、股関節を長持ちさせることができなくなります。
股関節痛があるときは筋トレは禁止です。
プロスポーツ選手は、痛みの前段階の『筋が張る』『体が重い』状態ですらトレーニングを中止するといいます。
炎症がピークを過ぎて炎症後期に入ると、股関節痛も改善してきます。
股関節痛の改善に伴い、徐々に活動量を増やしていけばいいのです。
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