進行ではなく修復
『進行性』には「骨の変形は止めることはできない」という意味も含まれていると思いますが、
骨はどんどん形を変えていくものではありません。
骨は悪いほうへ形を変えるのではなく、痛みがなくなるように修復していくものです。
骨が形を変えるときには、股関節の関節包に炎症が起きるので強い痛みが出ます。
しかし、修復し安定すれば、炎症はなくなり、炎症性の痛みもなくなります。
修復の期間には個人差があり、1年の人もいれば10数年かかる人もいます。
10年以上も変形し続ければ、ずっと変形し続けることと変わりないと言えるのかもしれません。
それでも、変形がストップして骨が落ち着くときが必ずやってきます。
その期間をできる限り短くすることも、深圧による取り組みの一つなのです。